「進化とみなしていいでしょう」青木秀樹インタビュー

クロム2012年唯一の公演、「進化とみなしていいでしょう」公演迫る! ここで他のどこでも見れない作・演出青木秀樹インタビューを敢行。 作品の全貌がちらりと見えて来る…!?

Q.今回の作品「進化とみなしていいでしょう」について、見所を教えて下さい

青木最終的にはどうなるかはまだ分かりませんが、「速い」芝居にしたいと思っています

Q.速い芝居というのは、展開が速いのですか、セリフ回しが速いのですか?

青木どちらもですね 昔からスピーディーな不条理劇というのが好きで、不条理劇というとポワーンとした、静かで大人しいものが多いと思うのですが、クロムの基本は速くて何だか変テコ、そんなものが多いのです

Q.いつもより速いのですか?

青木そうですねいつもより速いですね もう芝居なんかどうでもいいのです 速ければいいのです 速くやって速く終わればいいのです というのは言いすぎかも知れませんが 遅くやって遅く終わるよりはいいでしょう的な感じで速いのです 速いというか、色んなところから色々なものが出てきて、色々する速さですね

Q.「速い」以外の見所は何でしょう

青木女の人が多い現場です これは珍しいです だからというわけではないのですが、今回は女優が男役をすることにも挑戦しました これはクロムでは初めてくらい珍しいことです 何だか男女が逆転することは演劇では多いですよね だからあえて嫌ってました 演劇ならでは方法だと思うのですが、そういう演劇ならではが嫌だったんですよ まあ齢を重ねればスタンダードの良さに気づくというあれです

Q.女優さんが多ければ、やはり華やかな舞台になりそうなのですか?

青木それがそのはずだったのですが、全く華やかさが無いのです 気が付くと可愛い格好した女の子って役が消えてました

Q.えーそれは勿体無いですね

青木とかげの役も最初は地味な格好の地味子さんとかプランでは書いてて、そうはならなかったのですが、それでも可愛い女の子って感じの役じゃないしなあ

Q.地味な衣装が多いのですか

青木死ぬほどド派手か死なない程度に地味かです

Q.美術はどうですか?

青木クロムではカウンターからの上下の出はけをよくやるんですね これは旗揚げのころからやっていて、宮沢章夫さんがモンティーパイソンに影響を受けたことに影響を受けているのかも知れないのですが、全てそれで通したのが「空耳タワー」で、穴からの出はけにしたのが「節電 ボーダー トルネード」、今回はまたそれらとは違った形でエレベーター出はけはあります 詳しく言うとこれまでの待機する形を少々変えたものになります

Q.変なダンスとかは またあるのでしょうか

青木変なダンスシーンがあるかどうかというより、芝居全体で変なダンスを踊っているようなお芝居にならないかと考えています 台本を書いていたときは、色んなところから色んな人が出てきて去って行って、入れ替わり立ち換わり何かしゃべって、セリフが踊って 役者が立ってるだけで踊って おどって おどけて おどって おどけて

Q.オーディションで選ばれた三人はどうですか

青木佐藤みゆきさんはさすがに年間10本以上も舞台に立つだけあって、舞台慣れしていてアイデアもあって、あれ?メンバーだったっけという感じです 初めて一緒にやるのに何故か何度もやってる気がします 何本か彼女の芝居を観ていますが、顔がしっかり客席から拝めたイメージが無かったのです ですから今回は顔を見せようとしています 手塚けだまさんは、配役を思いついたときに自分で笑ってしまいました あまりの台本の読みのヘタさに呆れ、セリフ覚えのヘタさにオコしてきましたが、ようやっと本領を発揮し出した感じです ゆにばさんは、クロム歴代のベスト5に入ります 何のベスト5かは放送禁止用語なので言えません

Q.最後に作品についてひとことみこと

青木役者が出たり入ったりします セリフを言ったり動いたりもします 走ったりしゃがんだりもします そんな当たり前のことを意識的に楽しい感じに作っています  それって落語や漫才、バンドや映画やクラブやダンスでは出来ないことです でも演劇でもあまり無いかも知れません クロムモリブデンならではの、ならでは舞台をお届けします

それではさらに今回の作品とは関係なく、謎の多めな青木秀樹を解剖すべく色々質問してみましょう!

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次回公演情報

クロムモリブデン『空と雲とバラバラの奥さま』は、2017年4月20日~30日吉祥寺シアターで、5月11日~14日HEP HALL にて開催。どうぞご期待ください。

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